結論: スマホでワンストップ申請は本当にできるが、「マイナンバーカード」「対応機種」「寄付先自治体の対応」という3つの前提条件がある

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ワンストップ特例のオンライン申請(スマホ完結)は実在する仕組みですが、「スマホさえあればできる」わけではありません。実際には次の3つが揃って初めて成立します:

  1. マイナンバーカードを持っている(紙の通知カードでは不可)
  2. お使いのスマホがマイナンバーカードの読み取りに対応している(NFC搭載スマホ全般ではなく、公式の対応機種一覧に載った機種のみ)
  3. 寄付先の自治体がオンライン申請の仕組み(自治体マイページ等)に対応している(全自治体ではなく、対応自治体は現在841自治体)

この3条件のどれか1つでも欠けると、その寄付についてはオンライン申請ができず、 従来通り書類を郵送する必要があります。

この記事はアフィリエイトリンクを含みます。ただしオンラインワンストップ申請自体は 無料の付帯サービスです。

正直にお伝えする限界: 本記事は複数のポータル公式ガイド(後述)を突き合わせて 構成したものです。実際に寄付してオンライン申請を完走した画面のスクリーンショットは 今回用意していません——手順の大枠は確認済みですが、個別の画面デザインはポータルごとに 異なります。

必要なもの

  • マイナンバーカード本体
  • 券面事項入力補助用パスワード(数字4桁)
  • 署名用電子証明書パスワード(英数字6〜16桁)——この2つのパスワードは マイナンバーカード交付時に自分で設定したもので、忘れている場合は 役所の窓口で再設定が必要になります(当日はできません)
  • マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォン——iPhoneは8以降+ iOS16.4以降、Androidは公的個人認証サービスの公式対応機種一覧に載っている 機種(全部で約688機種)。NFC機能があるスマホ全般ではなく、機種ごとに 対応の可否が決まっている点に注意してください

申請経路は主に3つ

  1. 自治体マイページ(マイナポータルアプリ経由): 対応する841自治体に 寄付した場合に使える、行政側が用意する経路
  2. ふるまど+IAM: 複数の自治体・複数のポータルにまたがる寄付をまとめて 1回の操作で申請できるサービス
  3. 各ポータル独自のアプリ(さとふる・ふるなび・ふるさとチョイス・ 楽天ふるさと納税・JAL/ANAのふるさと納税等): 寄付したポータルの アプリ内で完結する経路

どれを使うかは、寄付先の自治体・利用したポータルによって決まります。 複数の自治体に寄付した場合、経路が自治体ごとに違うことがあるので、 1つの経路で全部済むとは限りません。

一番つまずきやすい点: 「寄付先の自治体が対応しているか」

オンライン申請の案内記事の多くは「スマホでできます」とだけ書いていますが、 実際に一番つまずきやすいのはここです。自治体マイページは841自治体に 対応していますが、これは全国の自治体数からすると一部にとどまります。 寄付する前に、寄付先の自治体のふるさと納税ページで「オンラインワンストップ 対応」の表記があるか確認しておくと、後から書類郵送に切り替える手間を 避けられます。

申請期限は書面と同じ

オンライン申請でも、期限は書面のワンストップ特例と同じく翌年1月10日必着 です。オンラインだから遅くまで大丈夫、ということはありません。時期の 逆算全体は[furusato-itsumade-gyakusan]を参照してください。

やってはいけないこと

  • マイナンバーカードのパスワードを確認せずに始める: 当日パスワードを 忘れていると、その場での再設定はできず窓口に行く必要があり、かえって 時間がかかります
  • スマホの対応機種を確認せずに「NFCがあるから大丈夫」と思い込む: NFC機能と、マイナンバーカード読み取り対応は別物です。公式の対応機種 一覧で自分の機種を確認してから始めてください
  • 寄付先自治体の対応状況を確認せず、全部オンラインで済むと思い込む: 自治体ごとに対応が違うため、複数自治体に寄付した場合は自治体ごとに 確認が必要です

対象外になるケース

個人事業主・医療費控除などで確定申告をする人は、そもそもワンストップ特例 自体が使えません(確定申告に寄付金控除を含める必要があります)。この場合は オンライン申請の話以前の分岐なので、[furusato-hajimete-zenbu]の分岐1を 先に確認してください。

まとめ

スマホでのワンストップ特例オンライン申請は実在しますが、「マイナンバーカード」 「対応機種のスマホ」「寄付先自治体の対応」という3つの前提条件が揃って 初めて使えます。寄付する前に自治体の対応状況を確認し、パスワードを事前に 思い出しておくのが、当日つまずかないための最短ルートです。期限は書面と同じく 翌年1月10日必着。時期の全体像は[furusato-itsumade-gyakusan]、制度全体の 入り口は親記事[furusato-hajimete-zenbu]へ。